新橋系

日々の出来事について、なるべく建設的な視点から考察・提案する備忘録サイトです

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私が「アクティブシニア」という言葉を使い始めたのは6年前のことでした。

日本の純貯蓄の約9割は、50歳以上のシニア層が保有しています。しかし不思議なことに、どの会社も金のない若者層を狙ってばかり・・・

だから新入社員の私は、シニア層を開拓できる商品を企画することにしました。



その際に、気をつけたかったのは「シニア」の安易な定義付けです。

シニアと言ってもおよそ3000万人はいるのです。これは近畿地方の人口の1.5倍です。こんな巨大な層を安直にカテゴライズできるはずがない。

なにしろ、ゲートボール好きでCDの操作もおぼつかないような「いわゆる高齢者」もいれば、iPodを使いこなすような先進シニアまで様々なのです。

会社の人は「シニア」に対して画一的なイメージを持っていました。「高齢者は弱視で寝たきりだろ?」とも言われたことがあります。シニアのセグメントを区分する必要がありました。

私が狙っていたのは、好奇心や体力ともにまずまずで、人と触れ合うことに臆病でないシニアです。お稽古や旅行をたまに楽しむものの、インターネットや携帯はあまり使いこなせない人達。最先端のイノベーター層に続くセグメントです。

私はこのシニアセグメントを「準アクティブシニア」と呼ぶことにしました。「シニア」という言葉は「高齢者」や「シルバー」より差別感が少なく感じましたし、「アクティブ」は「ハイパー」などの大げさな形容詞と違って、小馬鹿にした印象を与えづらいからです。それになによりイメージが湧きやすい。

当時は「アクティブシニア」という言葉は使われてなかったように思います(私が知らなかっただけ?)。だから私は自分はこの言葉の先駆者と勝手に思い込んでいました。

あれから6年。

今ではアクティブシニアという言葉はよく見かけられるようになりました。かつてシニアビジネスの立ち上げを行った者としては嬉しい変化です。なぜなら、これはシニアマーケットについて考える会社が増えてきたということだからです。

シニア向けの商品やサービスはまだまだ不足しています。シニア市場にはもっともっと熱くなってもらいたいものです。

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旧・新橋系」から移転して参りました(2006年07月29日)

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