新橋系

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NTTドコモの移動体通信シェアが初めて50%を割りました。

同社の苦戦は多くのニュースとなってきましたが、それが明確な数字に現れた形です。では同社の再生はどうすればよいのでしょう。


■NTTドコモの強み
(1)どこでもつながるインフラの強さ。音声通話という同期通信がコアソリューションだった初期段階では圧倒的な差別化要因となった。
(2)先行者優位の販売奨励金制度で効率のよい新規顧客開拓ができた。


■現状
(1)日本市場の飽和に伴い、パイの拡大が望めなくなった。あとはゼロサムゲーム。
(2)新規市場参入のSBに価格競争力で負けるようになった。
(3)携帯の多機能化に伴い、インフラ面がさほどの差別化要因とならなくなってきた。


■NTTドコモの再生法
(1)市場内の売上数拡大
この場合の市場シェア減少の原因は価格にあるわけですから、プライシングで対抗します。

具体的には価格弾力性の高い学生層に対する超低価格プランを投入し、売上数の増大を図ります。

(2)市場内の単価拡大
しかし(1)だけでは利益が圧迫されますので、富裕なシニア層に対する高付加価値プランを用意し、トータルでの平均単価の維持を目指します。

常時接続で携帯できる点を活かすだけでも、様々なガイドサービス、コミュニティーサービスやセキュリティサービスが考えられるでしょう。

(3)市場外の売上数創出
一方で市場のパイが広がらないゼロサムゲームからの脱出も急務です。こう言うと海外市場進出を連想しますが(事実ドコモはアジアの通信会社に手を出し始めていますが)、これはうまくいかないでしょう。なぜなら通信規格の相違が大きく、さらにはNTTには国際化のDNAがないからです。

私は日本のペット市場を狙うべきだと考えます。確かに日本の人間の数は増えません。むしろ減ります。しかしペットはすでに2500万匹(九州2個分です)いるし、ペット人口はこれからも増えます。

ただの監視カメラサービスだけではなく、急病になりやすい小動物の監視&看護サービスや、消耗品の自動補充サービスなど色々と考えられるはずです。

(4)継続的な差別化
一時的なシェア拡大では問題解決にならないので、継続的なビジネス改善アクションを行う必要があります。

私はアクション(1)の若年層の取り込みが継続的な差別化をもたらすと考えています。

確かに可処分所得に乏しく、単価が安い学生層は、短期的には利益に貢献しません。しかし彼らもやがて社会人となり、優良顧客となります。ですから数少ない若年層をリピーターとして取り込むことは、継続的なビジネス改善に寄与するはずです。

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旧・新橋系」から移転して参りました(2006年07月29日)

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